子供のスポーツが必ず上達する方法は好きなスポーツをさせてあげる事
子供に何のスポーツ(習い事)をさせてあげようかな?
と悩む親が多いけど、答えは簡単です。
子供の好きなスポーツをやらせてあげればいい。
好きなことだと楽しく取り組むことが出来るし、それが1番の上達の近道だからです。
嫌いな習い事を無理矢理やらせると子供の人間的魅力が薄れる
「自分が野球をしていたから子供にも野球をやらせる」
のように、
親のエゴを優先して、子供の意思と関係無く習い事をやらせる親がいます。
このような親は、
自分が叶えられなかった夢(プロスポーツ選手になる等)を子供に押し付けていて、
子供もあなたと同じ夢を持っている場合はいいけど、そうではない場合は、子供は不幸になります。
なぜなら、やりたくないスポーツをしても楽しめないし、そのスポーツを嫌いになっていく原因にもなるから。
また、嫌なことを続けているとストレスが溜まり、
自分が嫌になったり、周りに強く当たったりして、人間的な魅力が薄れてしまいます。
子供が好きになれるスポーツをいっしょに見つける
幼い子供だと、
「自分が何のスポーツをやりたいのか」
がわからない場合があるので、そのときは子供といっしょに一番興味があることを探してみてください。
いろんなスポーツを見たり、実際に親子でやってみたり、野球やサッカーの少年クラブに体験入部してみてください。
スポーツだけじゃなくて、ピアノを習ったり、英語を学ぶのが好きかもしれないので、
そのように視野を広げて子供のやりたいことをいっしょに見つけましょう。
多くの親がしている勘違い
実は多くの親は子供の事を勘違いしている場合があります。
例えば、僕が少年サッカーコーチをしていた頃に
「ウチの子は本当にサッカーが好きなんです。家でもサッカーゲームばかりしてて・・・」
って言ってる保護者がいたけど、
それはただゲームが好きなだけかもしれません。
サッカーの練習をたくさんして、家でもサッカー番組を観て、サッカーゲームをしているなら本当にサッカーが好きな子です。
でも、練習をあまりせずにサッカーゲームばかりしているなら、ゲームが好きなだけです。
そのように勘違いをしてしまう理由は、あなたにとって子供は特別だから。
子供がかわいいから色メガネで見てしまっているんです。
なので、一歩下がって子供を客観的に見て、
「子供が本当に好きなことは何か」
を考えてみてください。
好きなことをやらせてあげるのが一番の上達方法
テニス世界ランキング7位の錦織圭は、
「子供のやりたい事をやらせる」
という親の教育方針で育ち、
テニス以外にも、錦織が興味を持ったサッカー、野球、水泳、ピアノ、英会話をしていました。
その中でも特にテニスが好きだったので、本格的にテニスを始めたそうです。
このように、プロスポーツ選手の親は口を揃えて
「子供のやりたいことをやらせた」
と話すのですが、
これが上達の一番の近道です。
やりたくないことをやっていても、
「嫌だなあ」「早く終われ」
と思うだけで、ほとんど上達することは無いけど、
好きなことなら、
「もっとやりたい」「上手くなりたい」
と思って努力できるので、上達します。
嫌いな勉強はなかなか出来るようにならないけど、好きなゲームはすぐに上手くなるのと同じです。
なので、子供が取り組んでいるスポーツをもっと上手くなってほしいと思うなら、
「もっと好きになってもらうにはどうすればいいか」
「もっと楽しくさせるにはどうすればいいか」
を考えてみてください。
そうすれば、子供はもっと真剣にスポーツに取り組んで、ぐんぐん上達します。