18歳でサッカー日本代表に入った久保建英の父親の教育論とは?
日本一注目されているサッカー選手の親の教育方針
サッカー日本代表で注目されている、6月4日に18歳の誕生日を迎えたFC東京の久保建英という選手がいます。
久保はJリーグ最年少記録の15歳でデビューして、
17歳で迎えた今シーズンは、Jリーグ首位のFC東京で中心選手として5ゴールを決めるなどの活躍が認められて、日本代表に選出されました。
その久保の両親は、
「子供の夢を全力でサポートする」
という教育方針で久保を育てました。
子供の夢に対して親はどのように向き合えばいいのか
久保は6歳のときに
「おれ、バルサに入りたい」
と両親に話しました。
「バルサ」というのはFCバルセロナのことで、バルセロナは当時から世界一のサッカークラブと言われていて、
ロナウジーニョやイニエスタなど世界的に有名な選手がたくさんいました。
野球でいうとメジャーリーグのヤンキースみたいな感じで、
テニスなら、ナダルやフェデラー、ジョコビッチみたいになりたいって子供が言ってるようなものです。
このような夢を話す子供は多くて、それに対して
「頑張ってね」
って言う親や、
子供の言うことを本気にせずあまり相手にしなかったり、
「そんなん無理やから勉強しなさい」
とか言って、子供の才能を潰す親もいます。
ですが、久保建英の両親は
「よし、やってみよう」
と思い、
小学生の久保がどうすればバルセロナに入団できるのかを真剣に考えました。
目標達成のために絶対にしなければいけない事
久保が9歳のときに、バルセロナ主催の少年サッカーキャンプが日本で開催されることを父親が調べて、
「そのサッカー大会で活躍すればバルセロナに入団するきっかけになるかもしれない」
と考え、サッカーキャンプに参加することにしました。
そのサッカーキャンプの前には
「どうすればサッカーキャンプで活躍できるか」
というのを考えて、親子で練習をたくさんした成果もあり、
大会では見事にMVPを獲得して、その活躍がスカウトの目に留まり、バルセロナ下部組織への入団を掴み取りました。
このサッカーキャンプでMVPを獲得すればバルセロナに入団できるという保証は全く無かったけど、
久保親子は少しでも可能性を広げるために、サッカーキャンプに参加して、活躍できるように練習をしていたんです。
多くの人は
「夢を叶えたい」
「目標を達成したい」
と言っていても、何も行動しません。
大人でも、
「もっとお金を稼ぎたい」
と考える人は多いけど、実際に転職したり副業を始めたりする人はほとんどいません。
でも、大切なのは久保親子のように、
少しでも可能性があればチャレンジをすること
です。
子供の夢を応援する親、子供の才能を潰す親
久保がバルセロナの下部組織に入団することが決まると、
父親は仕事があるので日本に残り、
当時9歳の久保建英とその弟、母親は、久保がバルセロナでサッカーをするためにスペインに移住しました。
多くの親は子供の夢にそこまで真剣にならないし、
子供が入りたいクラブに通うために、海外に移住をしません。
でも、久保の夢に対して親が真剣に応えたからこそ、
バルセロナ下部組織で大会のMVPを獲得して、日本のメッシと呼ばれたり、
15歳で日本に復帰してからはJリーグ最年少出場記録を作り、17歳で日本代表に選出されるなど、
同世代では日本で1番の選手と言われるほど成功できたんです。
もしも久保の親が
「バルセロナなんて入れないんだから勉強しなさい」
とか言って無理やり塾に通わせる子供の才能を潰すような親だったら、
久保は絶対にバルセロナに入団できていないし、プロにもなれなかったでしょう。
子供が嫌がっているのに無理やり塾に通わせたりすると、勉強をした分だけ学力が上がった気になるかもしれないけど、
「生活の中にやりたくない事ができた」
というのが子供のストレスになり、スポーツの上達や学力にも悪影響を与えます。
好きなことをするのが上達への一番の近道という話をしたけど、
⬇
子供のスポーツが必ず上達する方法は好きなスポーツをさせてあげる事
久保がここまで成長できたのは、大好きなサッカーを最高の環境でさせてあげた両親のサポートがあったからです。
まとめ
・子供の夢に対して真剣に向き合う
・少しでも可能性があればチャレンジする
・子供の夢をサポートする
久保建英の父親は、著書「おれ、バルサに入る!」でこのように書いています。
「大変なことだけど、私達は建英の一番のファンでしたから。
親は子供の夢を叶えるサポート訳だと思っています」
中古価格 |
子供の可能性を大きくするのも潰すのも親次第です。
どれだけ本気で子供の夢を信じて、いっしょに頑張ることができるかで子供のスポーツの実力は大きく変わるので、
子供の才能を最大限に発揮するサポートをしてみてください。