スポーツの才能が無い子供は努力すれば才能がある子供に勝てるのか?
スポーツの才能が無い子供は努力すれば才能がある子供に勝てるのか?
サッカーや野球、テニス、バスケなど、どのスポーツクラブにも才能のある子供がいます。
僕が少年サッカーコーチをしていた頃もサッカーセンスのある子供がクラブにいたし、
あなたの子供が通っているクラブにも、初めからうまい子供とか、走るのが速い子供がいるはずです。
そのような運動能力が高くてスポーツの才能がある子供とは逆の、
いつもミスばかりして、なかなかレギュラーになれないスポーツの才能が無い子供が、
努力をすれば才能がある子供に勝てるのかというと、
勝てます。
サッカーチームで一番下手だった子が努力をしてレギュラーを掴んだり、
テニスで1勝もできなかった子が、何連勝もして市選抜に選ばれるようになったりと、
努力でぐんぐん成長した子供を何人も見てきました。
「足が遅い」という理由で悩む子供も多いけど、正しいトレーニングをすれば足も速くなります。
400mハードルで世界陸上銅メダルを獲得した為末大もこのように話しています。
「走るのが苦手な子供は運動音痴で足が遅いのではなく、走り方を知らないだけ。
姿勢が良ければ誰でも速く走れるようになる」
「学生時代補欠」から「世界で活躍する選手」になった日本人
日本人スポーツ選手の中にも、
少年時代はあまり活躍できなかったけど、努力することでぐんぐん上達して、
世界で活躍するようになった選手がいます。
長友佑都は校内マラソン大会で50位だった
小学校1年生からサッカーを始めた長友佑都は、
中学校に進学するときに地元の愛媛FCジュニアユースのセレクションを受けたけど不合格になり、
それが原因でサッカーに対する熱意を失い、中学ではサッカー部の練習をサボってゲーセンに入り浸っていました。
今では世界で通用するスタミナを武器にしている長友ですが、
練習をサボっていた頃は校内マラソン大会で100人中50位という成績だったそうです。
そんなときに当時のサッカー部顧問の井上先生は、練習をサボっている長友をゲーセンまで探しに行き、
「お前のお母さんがこれを見たらどう思うか考えろ」
という話をしました。
長友は母子家庭で育ち、母親は子供3人を育てるために仕事を頑張っているのを長友は知っていたので、
「このままではいけない」
と思い、それから真剣にサッカーに打ち込むようになったそうです。
真剣にサッカーをするようになってからは、
毎日朝練をして、放課後はサッカー部の練習、さらにその後に駅伝部の練習をして、
「今では考えられないくらい練習していた」
と長友が話すほど練習ばかりして、
その厳しい練習を続けているうちにスタミナがつき、校内マラソン大会では1位になりました。
中学卒業後はサッカーの強豪東福岡高校に進学したけど、ほとんど試合に出ることはできませんでした。
それでも、
「長友は試合に出られていない時からストイックにトレーニングをやり続けていた」
と当時のチームメイトが話すように長友は努力を続けて、3年生の時にレギュラーを掴みました。
その後は明治大学を経由してからFC東京に入団して、日本代表に選出されてW杯に出場、海外に移籍した現在も活躍を続けています。
本田圭佑はガンバ大阪をクビになった
本田圭佑は中学生の頃にガンバ大阪ジュニアユースでプレーしていました。
ガンバ大阪ジュニアユースは多くの日本代表選手を輩出していて、
本田が所属していた頃も、2018年のJリーグMVPを獲得した家長昭博が所属していました。
その家長はガンバ大阪で順調にステップアップして、高校3年生のときにプロ契約を結んでいます。
一方で本田圭佑は足の遅さを指摘されて、ガンバ大阪ジュニアユースではレギュラーになれず、
高校生年代が所属するガンバ大阪ユースに昇格することができませんでした。
そして本田は石川県の星稜高校に進学し、ガンバ大阪を見返すような活躍をして、選手権ベスト4に進出。
その結果が認められて、複数のJリーグクラブからオファーを受け、名古屋グランパスに入団します。
それから海外に移籍して日本代表に選出され、W杯では3大会連続でゴールとアシストを記録するなど、
日本代表のエースとして活躍しました。
控え投手と大学浪人を経験した上原浩治
先日引退を発表した、長年メジャーリーグで活躍した上原浩治は高校では控え投手でした。
それでも、大学でも野球を続けるために大阪体育大学を受験したけど不合格になり、浪人してしまいます。
浪人生の1年間は、予備校に通いながら家計を助けるためにアルバイトをして、
ノーラン・ライアン著の「ピッチャーズ・バイブル」を読んでトレーニングしていたそうです。
その結果、大学入学後は球速が自分でも驚くほど速くなり、ピッチャーとして活躍して、
巨人からドラフト1位指名を受けました。
その後はメジャーリーグでも活躍して、日米通算134勝、128セーブ、104ホールドの記録を残しています。
努力で上達する子供と上達しない子供の違い
長友や本田、上原のように、少年時代に周りの子供達より劣っていても、努力する事でうまくなった選手はたくさんいるので、
子供の頃に周りより劣っていても、努力次第で大人になってからプロとして活躍できる可能性はあります。
ですが、何の練習が必要なのかを考えずにがむしゃらに努力するだけではあまり上達しません。
例えばサッカーではリフティングの練習をする子供が多いけど、リフティングは試合では使わないので、
リフティングがうまくなってもサッカーの上達にはほとんど繋がりません。
つまり、リフティングはとても効率が悪い練習なんです。
野球やテニスでも、効率よく上達するためには、あなたの子供が今するべき練習をしなければいけません。
そのためには親であるあなたの力が必要です。
18歳でサッカー日本代表に選ばれた久保建英の父親も、
久保が小学生の頃からいっしょに練習メニューを考えて、いっしょに練習をして、
久保の夢であるバルセロナ入団をすることができました。
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18歳でサッカー日本代表に入った久保建英の父親の教育論とは?
1ヶ月で子供の足が速くなる
為末大が
「足の遅い子供はいない。走り方を知らないだけ。正しい姿勢で走れば誰でも速くなる」
と言ったけど、
その正しい姿勢がわからなければ速くならないし、怪我につながってしまう可能性もあります。
そこで、バルセロナオリンピック短距離代表の渡邉さんの、
を紹介します。
これは球技専用の瞬間的スピード走法の教材で、
なんと90日以内に速くならなかったら全額返金というサービスをしています。
だから、リスク無しで教材を購入できるし、それだけ自信がある教材ということなので、
ほぼ確実に足が速くなるでしょう。
他にも、サッカーやテニス、バスケ、バレーなど様々な競技の専門家が作成したスポーツ上達教材や、
「ピッチングの球速が上がらなければ全額返金」
「泳げない子供を泳げるようにする教材」
などがあるので、
親子で効率よく上達して子供のスポーツの目標を達成するために、正しい練習方法を学びましょう。
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